空き家を所有している方のなかには、どのタイミングで売却したら良いか迷っている方もいらっしゃるでしょう。
売却する時期や市場の動向などで買主の決まりやすさが変わるります。
そこで今回は、空き家の売却タイミングはどう決めるのか、相場・築年数・住宅ローン金利の3つの観点から解説します。
相場から見る空き家の売却タイミング
不動産価格の相場を把握するうえで参考になるのが「不動産価格指数」です。
不動産価格指数とは、国土交通省が不動産の取引価格情報をもとに発表しているもので、不動産価格の動向を把握するために役立ちます。
相場の右肩下がりが続くなら、価格が下がらないうちに売らないと損をしてしまうのが一般的です。
逆に、右肩上がりの状態が続いている場合は、すぐに売らないほうが売却価格が高くなりますが、その反面買い手も金額が高くなってしまう為、中々手も出にくくなるでしょう。
しかし、不動産価格指数は全国の不動産を対象としたもので、地域ごとの相場を知るには情報が少な過ぎるかもしれません。
空き家相場の調べ方には、実勢価格から調べる方法や地価公示価格から調べる方法などさまざまなやり方があります。
不安な方は、不動産会社に査定を依頼するのもおすすめです。
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築年数から見る空き家の売却タイミング
不動産査定では建物の状態や駅からの距離などさまざまな条件を考慮しますが、築年数の重要性も考えなければなりません。
東日本不動産流通機構が2020年度に発表した築年数ごとの平均売却価格を表したグラフと表を見てみると、築年数が経過するほど売却価格が低くなっています。
とくに築15年までの一戸建ては、下落率が急勾配となっているのが特徴です。
築15年を過ぎた後は、徐々に緩やかになり、築20年以降はほぼ横ばいとなります。
そのため、築年数が15年までの不動産は早めに売却するのがおすすめです。
築年数が20年を超える不動産については、そこまで売却を急ぐ必要はありません。
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住宅ローン金利から見る空き家の売却タイミング
空き家の売却タイミングを住宅ローン金利で見るなら、低金利のときに売るのがおすすめです。
金利は買主が住宅ローンを組む際に影響するため、利息の少ない低金利のほうがローンを組みやすい特徴があります。
固定金利住宅ローンのフラット35を利用すると、さらに返済額を抑えられるので、空き家の売却を考えるときの参考にしてみましょう。
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まとめ
空き家の売却タイミングを相場で見るなら、不動産価格指数を参考にするのがおすすめです。
築年数が15年までの場合は、できる限り早めに売却すると良いでしょう。
住宅ローン金利から売却時期を考える際は、低金利かどうか確認する必要があります。
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株式会社ふぁみりあ メディア編集部
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