誰も住まない空き家、今後も使う事はないのになぜ管理が必要なのか?と疑問に思う方もいるかもしれません。
空き家は放置すると、建物の劣化や不法占拠、火災など、その他にも様々なリスクが高まります。
また現在、社会問題となっております空家問題により、特定空家の認定を受けますと、固定資産税が大幅に上がってしまうなどのリスクもあるので、空き家管理は非常に重要です。
そこで今回は、空き家管理の目的や、空き家を自分で管理する方法について解説します。
空き家管理の目的
空き家管理は、一般的には空き家の維持や、今後の活用を目的とした活動です。
ただ、それだけではなく、空き家・空き地の管理は、隣接されております周囲の方々への配慮も兼ねております。
建物の老朽化が進んだ空家は台風などの自然災害、火災や地震などでの倒壊の危険性も高く、また、未管理の場合は動物の巣になっていたり、草木も生茂り、虫などによる害虫被害などもございます。言わば、周辺の方々にも大きな悪影響を及ぼします。
また、行政から「倒壊の恐れがある」、「衛生上有害となる恐れがある」と行政から判断されると「特定空家」や「管理不全空き家」に指定されてしまう可能性があります。
指定を受けると、翌年からの固定資産税が最大で6倍まで上がってしまうので、空き家を適切に管理することは、金銭的な意味でも重要です。
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自分で空き家管理するときに必要な道具
空き家を自分で管理するためには、適切な服装と掃除道具が必要です。
作業着や長袖の動きやすい服装、長ズボン、帽子、手袋、マスクなどを着用し、汚れやケガに注意しましょう。
掃除道具としては、ほうきや掃除機、ゴミ袋、雑巾、スポンジ、洗剤などを用意します。
また、虫除けスプレーや殺虫剤、除草剤も必要に応じて準備しましょう。
また、意外と忘れがちなのが室内履きです。
床にホコリがたまっていたり、気づかないうちにガラスが割れていたりするかもしれません。
足を汚れや傷から守るために、室内履きは必ず用意しましょう。
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自分で空き家を管理する方法
空き家の管理では、定期的なポストの確認や換気、通水が重要です。
ポストは、定期的に郵便物を回収して溜めないようにしましょう。
郵便物が溜まると、空き家であることが知られる可能性があります。
空き家を狙った放火を防ぐためにも、明らかに空き家であるとはわからないほうが良いです。
換気は、カビを防ぐために重要です。
窓やドアを開けて空気を入れ替えるほか、換気扇も活用しましょう。
通水は、水道管の凍結や破裂を防ぐために必要です。
また、通水しないままにしておくと、悪臭が発生する、配管が劣化するといった危険があります。
上水道だけでなく、水が流れる場所はすべて通水しておきましょう。
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まとめ
空き家は放置すると、建物の劣化や不法占拠、火災など、様々なリスクが高まります。
また、特定空家や管理不全空き家に指定されると、固定資産税が高くなってしまいます。
何故空き家・空き地の管理が何故必要なのか?は下記となります。
①特定空家に認定されない為。
②自己資産を守る為。
③隣地・近隣周辺の方々と良好な関係を築いていく為。
④隣地・近隣周辺の方々へ怪我をさせない為。
大きくは上記の為となります。
空き家管理を自分でする場合、動きやすい服装と掃除道具、室内履きを用意し、行って行きましょう。
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