不動産売却する際、いつのタイミングでライフラインを解約するのがいいのか、気になる方は多いでしょう。
早めにおこなってしまうと、売却活動に影響が出るため注意が必要です。
今回は、電気・ガス・水道について解約するタイミングと、方法や注意点について解説します。
不動産売却におけるライフラインを解約するタイミング
ズバリ！電気・水道を解約するタイミングは引渡しの直前が良いでしょう。
なぜなら、購入を検討する方の内覧は、夕方や夜など時間は様々です。その際、電気がつかずに室内が暗い・雨の日や夜間に部屋の中が見えづらいなどの場合があるからです。やはり、室内が暗い、薄暗いと言うのは、購入者の印象には良くありません。
また、冷暖房があると夏でも冬でも快適にゆっくりと内覧してもらえます。
水道は停止して長時間立つと、排水口から下水のにおいが上がってきて、嫌なにおいが部屋に広がるケースがあります。
売却活動中は、掃除をこまめにして印象を良くするためにも、電気・水道は必要です。
ガスは、内覧や掃除には影響がないため、転居と同時でも問題ありません。
コンロや給湯器などの付帯設備は、問題なく作動するか確認してからおこなうのが大切です。
（ポイント）
特に寒い冬場で、2月などは、空家で電気が不通になっていたりされている場合、良く給湯器が故障・損傷するケースがございます。対策としては、給湯器内の水を全て抜いておくか、浴槽に半部位水を溜めておき、給湯器自体に電気を通しておく事が必要となります。
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不動産売却時にライフラインを解約する方法
電気・水道・ガスの解約は、契約している会社に電話かホームページ経由で申し込み可能です。
契約している会社が分からない場合は、料金の請求書に記載されているので確認しておきましょう。
電気メーターは家の外から操作できるため、停止日を伝えブレーカーを落としておけば基本的に立会いは不要ですが、オートロック機能のあるマンションの場合は必要なケースもあります。
水道は、停止日が決まれば、水道局の職員が供給停止の作業をおこなってくれるため、立会いは必要ありません。
ガスの場合も、立会い不要で指定日に停止手続きをしてもらえます。
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不動産売却におけるライフラインを解約する際の注意点
ライフラインを解約する際は、停止するタイミングや連絡する日、費用負担についての注意点があります。
各会社への連絡は、停止したい日の1週間前までにおこないましょう。
直前で連絡しても対応してもらえない可能性があるため注意が必要です。
電気・水道を内覧前に停止してはいけません。
明るく快適にきれいな状態で内覧してもらうためにも、電気・水道は引渡し直前まで契約したままにしておきましょう。
電気は、アンペア数を下げると基本料金を抑えられます。
ライフラインの費用は、物件の名義が変更されるまでは売主の負担です。
費用はかかってしまいますが、内覧に影響が出ないように、引き渡しまでは売却の必要経費として捉えましょう。
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まとめ
不動産売却時、ライフラインの解約は売却活動に影響が出ないタイミングで、引渡しの数日前おこなうのが大切です。
ガスは転居と同時で問題ありませんが、電気・水道は引渡しの直前におこないましょう。
解約方法は、契約している会社に電話かホームページ経由で可能なため、事前に確認し1週間前までには連絡しておきましょう。
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