さまざまな理由により、自宅を不動産売却して何らかの資金に充てようと検討されている方も少なくはないのではないでしょうか。
ところで、自宅を活かして資金を調達する方法として、リースバックという方法があります。
今回は、リースバックとは何か、そのメリット・デメリットについてご紹介します。
不動産売却を検討中!リースバックとは?
リースバックとは、不動産を専門の不動産会社に不動産売却を行い、買ってくれた新たなオーナーに「リース料」という名の家賃を支払う方法です。
つまり、自宅を不動産売却することにはなりますが、自宅に住み続けることができるという仕組みです。
不動産の買取代金は一括での支払いとなるので、まとまった現金が必要なときに活用できます。
たとえば、下記のような費用に充てて活用が可能です。
●老後資金の補填
●病気の治療費
●子どもの教育費
●住宅ローン以外の借金の返済
●事業資金
自宅を活用して資金調達をする方法といえば、リバースモーゲージと同じように思われる方も多いでしょう。
リバースモーゲージとは、自宅を担保にしてお金を借り、借主が死亡したときに自宅を不動産売却することで返済する点でリースバックと異なります。
不動産の売却にリースバック!メリットとは?
資金調達に活用できるリースバックのメリットについてご紹介します。
自宅に住み続けることが可能
1番のメリットは、やはり住み慣れた自宅に住み続けることができるという部分にあります。
不動産売却はしますが、住み続けることができるので、周囲からも詮索されることがありません。
維持費を削減できる
不動産を所有していると、税金や修繕費、保険などの維持費がかかりますが、リースバックをすることで不動産を手放すことになるため、これらの費用はかからなくなります。
つまり、維持費を削減することができます。
家が破損したときのリスク回避
家が災害などで破損したときに、資産価値が下がってしまい売却できない状況に陥ることがあります。
しかしリースバックをしていれば、こうしたリスクを回避することができます。
不動産売却!リースバックのデメリットとは?
リースバックをした場合、以下のようなデメリットがあります。
●不動産売却時の価格が安くなる可能性
※購入された業者からすると、月々の家賃収入はあるものの、長期的保有と言うリスクが前提となる為、通常相場よりも大幅に安くなってしまう。
●リフォームができない
※故障や不具合など、リフォームが必要な場合にはご自分では出来ない。全てはご売却された新所有者に行って頂く必要がございます。修復やリフォームなど行って頂けないケースもございます。
リースバックで不動産売却した場合、一般的な不動産売却価格よりも非常に安くなる傾向があります。
また、自分の持ち家ではなくなり、家賃を支払って借りている家になるので、好きなようにリフォームすることもできなくなります。
理想的な家にするために、手をくわえることができないデメリットがあります。
まとめ
自宅を不動産売却するときにリースバックをすれば、資金調達が可能になるとともに自宅に済み続けることができます。
しかし、不動産売却時に価格が非常に低めでリフォームもできないなどデメリットもあるため、利用に際しては自分にとってプラスになるかどうかをよく考えましょう。
私たち株式会社ふぁみりあは、仙台市を中心に不動産売却専門会社として、不動産売却に特化しております。
不動産のプロフェッショナルとして、お客様のニーズに真摯にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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