近年では、マンションを売却される際に売主様個人でリフォームを入れて不動産売却されると言う個人売主様も多くなって来ております。
そこで、リフォームを視野に入れた不動産売却の場合。リフォームの際に役立つポイントをご紹介していきます。意外に見逃している方が多いので、この機会にぜひチェックしてみて下さい。
ポイントその1：マンションのリフォームが可能な範囲
マンションの一室をリフォームするときは、マンション暮らしに必須となる共用部分と専有部分の考え方、マンションの建物の区分所有等に関する法律や規約などの確認が必須となってきます。
たとえば、玄関ドアの廊下側、バルコニー、窓のサッシ、パイプスペース、コンクリートの構造躯体などは、よく専有部分として混同しやすいのですが、こう言った部分は基本的にはリフォームをすることができません。
一方で、玄関ドアの内側、天井の内側、壁やドアなどの室内の内装、室内の住宅設備などはリフォームや交換ができる部分にあたります。
ただし、マンションの規約などによっては、床材や壁材などに制約があってリフォームができないこともあるため、事前にきちんと確認を取るようにしましょう。
ポイントその2：マンションのリフォームをする前の準備
リフォームをおこなうことが決定したら、次はリフォームする場所の片付けやリフォームに適した環境をつくる下準備が始まります。
一戸建て住宅のリフォームでも同じですが、集合住宅であるマンションのリフォームでは、一戸建て住宅以上にしっかりと近隣の住民の方にも配慮した準備をするように心がけましょう。
point！！
マンションのリフォーム工事を行う場合、マンションの管理会社を通して、理事会での承認が必要となり、その後マンションの住民の方に通知やお知らせを行った後にリフォーム工事が出来るようになりますので、しっかりとした手順を行いましょう。
業者が入るリフォーム日程や時間帯の周知のほか、リフォーム前の準備段階として家具を動かす日程、工事のおおまかな内容、作業員や車の出入りなどについても伝えておくと安心です。
リフォーム工事にともなう音、ほこり、においなどが懸念されることも、あらかじめ伝えておきましょう。
ポイントその3：マンションのリフォームをするときの注意点
マンションのリフォームで何よりも注意したいのは、マンションの規約、細則、協定に加え、建築基準法、水道法・ガス事業法・電気事業法に反することのないリフォームをおこなうことです。
また、プロが自信を持っておこなえる規模や程度のリフォームを前提とすることはもちろんですが、環境や健康に配慮したリフォームをおこなうことも大切になってきます。
特に、リフォーム業者や施工方法などは念入りにチェックをしましょう。
思わぬリフォーム中の事故など、場合によっては深刻なトラブルや重大な事故へと発展してしまう可能性もあります。
まとめ
住宅設備の交換や室内内装の刷新など、上手に取り入れることでがらりと住環境や雰囲気を変化させるリフォームができ、売却がよりしやすい案件となる可能性が高くなります。
リフォームを活用して、資産価値を上げての不動産売却も今後は更に多くなってくるかもしれません。
私たち株式会社ふぁみりあは、不動産売却専門会社として、仙台市を中心に不動産売却に特化しております。
不動産のプロフェッショナルとして、お客様のニーズに真摯にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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