住宅の住み替えや引っ越し、相続した物件の不動産売却など、不動産売却を行う理由はそれぞれでしょう。
はじめて不動産売却を行う方にご注意していただきたいのが、代金を受け取るタイミングと回数についてです。
そこで今回は、不動産売却をご検討されている方に向けて、不動産の売却代金を受け取るタイミングと回数、注意点についてご紹介します。
不動産売却したら代金はいつもらえる?二回に分けて支払われる代金
不動産を売却することになり、そして買主が無事に見つかったときに気になるのが、代金を受け取るタイミングです。
一般的に不動産売却を行った場合、代金は売買契約(手付金)をしたときと不動産を引き渡すとき、二回のタイミングに分けて支払われます。
不動産売買契約時の支払い
不動産の代金は、はじめに売買契約時に「手付金」として代金の一部が支払われます。
このとき支払われる代金は、一般的に売買代金の5%~10%といわれています。
ただし、この手付金の金額はあくまで目安で、具体的には買主と売主の相談によって決定されることが一般的です。
※稀に売買契約時の手付金0円、お引渡しの際に全額と言う売買契約も存在致します。
引き渡し時の支払い
引き渡し時の支払いは、「残代金決済」とよばれます。
売買契約後に買主と売主、不動産の準備が整い、引き渡しをおこなう際に、先に支払われた手付金以外の残代金が支払われます。
手付金が売買代金の5%であった場合、この残代金決済で支払われる割合は代金の95%です。
不動産売却の代金はいつもらえる?買取なら素早く一括支払い
不動産会社が直接買主となって不動産を購入してくれる「買取」の方法であれば、上記のような仲介による不動産売却よりも早く代金を受け取ることが可能です。
買取制度を活用して不動産を売却する場合、一括で代金を支払うケースも少なくありません。
いちはやく代金を受け取りたい場合には、買取の方法をとることも一つの選択肢かもしれません。また、後々のリスクなども回避したいと言う方にもおすすめです。
ただし、買取は仲介による売却と比較すると、売却価格が安い傾向にあります。
素早く一括で代金を受け取れる分、その金額は仲介に比べて3割程度売却金額が下がってしまうといわれているため、注意が必要です。
仲介での売却はケースにもよりますが、早くて1~3か月、長くて1年程度売却期間がかかるケースもございます。
代金を何時受領したいか?ある程度お時間を有してもOKなのか?などを考慮して、仲介にするか買取にするか決定しましょう。
まとめ
今回は、不動産売却をご検討されている方に向けて、不動産の売却代金を受け取るタイミングと回数、注意点についてくわしくご紹介しました。
少しでも早く現金を受け取りたい場合は買取を、数カ月~1年ほど代金の受け取りを待てる場合や高く不動産売却を行いたい場合は、仲介の方法をとることをおすすめします。
私たち株式会社ふぁみりあは、不動産売却専門会社として、仙台市を中心に不動産売却に特化しております。
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