よく売れる不動産とはどんな物件でしょうか?
築浅で立地がいいなど、人によって挙げる条件はさまざまかもしれません。
ですが多くの方に共通して挙げる条件として「見栄えのいい物件」というのが挙げられるのではないでしょうか。一言で言ってしまえば、第一印象です!!
見栄えという点において、清潔感以外にプロデュース力がものを言う場面も多々あります。
今回は、そんな不動産物件のプロデュースとも言える「ホームステージング」について、お話していきましょう。
ホームステージングという不動産売却方法はどんなもの?
ホームステージングという言葉、耳にしたことがある方もいらっしゃると思います。
ホームステージングとは、直訳すると「家(Home)を演出(Staging)する」こと。
つまり、インテリアや小物などを活用して売却する家を演出することをホームステージングと呼びます。
アメリカなどの海外では40年以上前からホームステージングが広まっています。
日本でも数年前から普及し始め、現在では多くの売却物件で活用している販売方法です。
まるでモデルルームのように飾り付けられている物件も少なくありません。
不動産売却時にホームステージングをおこなうメリットとは?
ホームステージングをおこなうことによって生じるメリットには、下記のような点が考えられます。
ホームステージングのメリット
①販売期間の短縮
②高価売却
③問合せの増加
④内覧希望者の増加
⑤商談の増加
売却物件の広告に使われる写真の見栄えがいいと、集客アップにつながります。
さらに内覧するお客様の数が多ければ、それだけ早期売却につながりやすいというメリットがあります。
実際に、日本ホームステージング協会が実施した実態調査結果によると、ホームステージングをおこなわなかった場合の売却までの平均日数が124日であったのに対して、ホームステージングを実施した場合には40日です。
なんと約3分の1の期間短縮を実現しているとの結果が。
また、アメリカの調査(ゴールドウェル銀行調査データ)によると、ホームステージングをおこなっている物件はおこなっていない物件と比べて、約6%以上高く売れているという結果が出ています。
このことから、売却物件にてホームステージングをおこなうということは大きなメリットがあることがわかります。