不動産を住みながら売りたい場合は、売り先行(販売を先にして新居はあとで探す)という売却方法になります。
想定より高く売却が可能なのか?想定どうりなのか?想定よりも低い価格での売却となるのか?非常に大きな問題点ですよね。今後に大きく関わってまいります。
そこで今回は、不動産に住みながら売却するコツや注意点にフォーカスします。
不動産の売却を検討中の方は、ぜひ、今後の参考にしてみてくださいね。
住みながらでも不動産を上手に売却するコツとは?
住みながら不動産を売却する際にネックになるのが、内覧における生活感です。
つまり、内覧の成功が上手に販売するためのポイントといえます。
住みながらでも不動産を上手に販売する3つのコツをみていきましょう。
不動産の内外を整える
空き家に比べると生活感の出てしまう住みながらの売却は、より丁寧に家の内外を整えておく必要があります。
荷物を減らしたり(外部倉庫を借りるなど)、ハウスクリーニングを利用したりすると、部屋が広くきれいにみえて印象がアップするでしょう。
部屋の印象は、入室後6秒で決まるといわれていますよ。整理整頓がしっかりなされておられる場合には、買主様への印象も良く、プラスに働く事も多く見受けられます。
時間帯に配慮する
内覧は、昼間の時間帯を利用するのもコツです。
というのも、自然光は部屋を明るくきれいにみせてくれるため。
また、日当たりをチェックしたい内覧希望者への配慮でもあります。
内覧当日の対応は丁寧に
内覧希望者は、お客様だと思って対応しましょう。
スリッパの準備や空調の温度調整など、気持ちよく内覧してもらえるような配慮が必要です。
ただし、必要以上にアピールしすぎると、相手は押し売りに感じてしまう可能性もあります。
あくまでも案内は担当者にお任せして、居住者にしかわからない有益な情報を伝えるとよいでしょう。
住みながら不動産を売却する際の注意点をチェック
続いて、住みながら不動産を売却する際の2つの注意点についてご説明します。
スケジュールの調整
内覧の予約はいつになるかわかりません。
内覧数を稼ぐことがスピーディーな売却につながるため、売却活動中はなるべくスケジュールを空けておきましょう。
売手都合でのキャンセルは、よくない印象を与えてしまうおそれがあります。また、良ご縁を逃してしまわれる可能性もありますので注意が必要です。
内覧希望は週末に入ることが多いため、販売活動中は中々難しい事ではありますが、土日を空けておくと安心ですよ。
新居の探索
売却が決まってから引き渡しまでの間に、新居を決定するのは大変です。
売却活動中に新居の目星を付けておくだけでも、そのあとの行動が変わってきますよ。
なるべく販売活動と並行して進めておけるとよいですね。