仙台市の北東にある「多賀城市」は、かつて東北地方の中心地として栄えた、古い歴史を持つ街です。
仙台市中心部からは少し離れていることから、スムーズに不動産売却が行えるのか?不安にお思いの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は多賀城市の不動産を売却する際に売れやすいターゲットを、多賀城市の歴史や住環境から解説いたします。
多賀城市の「歴史」とは?住みやすさにはどう影響する?
多賀城市は自然豊かな松島に近く、市内には縄文時代の貝塚がいくつか見つかっています。宮城県内でも遺跡の多い地域として知られております。
弥生時代の土器や竪穴住居、古墳なども発掘されていることから、昔から人々が暮らしていたと考えられています。
また奈良時代には陸奥国を統治する国府として、現在の市名の元となった多賀城が創建されました。
多賀城の周辺には南北に区画が整理された整然とした街並みが広がり、東北地方の中心地となったそうです。
その後、11世紀中頃には多賀城は国府としての役目を終えますが、現在でも多賀城の遺構や周辺の緑が残されており、歴史と自然を身近に感じられます。
さらに南門をはじめとした遺跡の復元計画も進められており、歴史好きな方にとっては、魅力的な街だといえます。
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多賀城市の住みやすさと地域の魅力「住環境」とは?
そんな多賀城市ですが、市の中央部や東部は低層の住宅街となっています。
一戸建てが多いため、郊外の住宅街らしい静かな雰囲気が漂っており、落ち着いて暮らせそうな印象です。
仙台市方面へと続く国道45号線や県道23号線沿いにはスーパーマーケットやコンビニエンスストア、飲食店が多く立ち並んでおり、家族で過ごしやすい住環境が整っています。
それとは反対に、市の西側はまだ田畑も多く残っており、その周辺を住宅街が取り囲むような土地利用になっています。
そのため農地を転用した新しい造成地などが多く、土地開発が活発なのが特徴です。
仙台港に面した市の南部は工業地帯や物流拠点となっており、そちらで働かれる方も多くいらっしゃいます。
また地方都市の郊外ながら、市内にはJR東北本線と仙石線の2つの路線が通っているのも大きな特徴。
東北本線の「国府多賀城駅」では、仙台方面に向けて1時間に2本から4本の電車が出ており、快速でおよそ15分ほどで「仙台駅」に到着します。
一方、仙石線の「多賀城駅」からはおよそ21分と時間こそかかりますが、7・8時台には1時間に8本と本数が多いです。
さらに高速道路の「多賀城IC」も中心部にあるため、電車でも自動車でも移動しやすい交通網が整っています。
以上のことから、多賀城市はベッドタウンとしての住環境が整っており、仙台市に通勤される方をはじめとしたファミリーを中心に売却しやすいといえるでしょう。
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多賀城市での不動産売却のポイント
これまでお話しをさせて頂きました、多賀城市=遺跡の多いエリアと言う事で、不動産ご売却の際には、第一に以下の内容をお気を付けください!!
<遺跡エリアにかかっていないか?>
※不動産売却予定の不動産(土地の場合)がもし非常に良い不動産の場合でも、遺跡エリアにかかっている場合には、買主側から敬遠される可能性がございます。遺跡エリア内にて万が一、地中より遺跡が出来てきた場合には、遺跡の調査が終わるまで土地をいじれないと言うケースになってしまいます。(どのくらいの期間かは調査次第となります。)
まとめ
東北地方の国府として栄えた多賀城市にはさまざまな歴史的遺跡があり、歴史好きな方にとって魅力的な施設が充実しています。
また現在では商業施設や交通網も便利に整備された仙台市のベッドタウンとして人気があるため、郊外に住みたい家族を主なターゲットに売却できる可能性があります。
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株式会社ふぁみりあ メディア編集部
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