不動産売却を検討しているが、近くに葬儀場があり売れるか?希望の金額で売れるのか?不安だという方もいるでしょう。結論!たとえ葬儀場の近くであっても売れます!ただし売却価格に影響が出ることもあります。
今回は、葬儀場の近くにある不動産売却をおこなうときの価格やデメリット、売却のコツをご紹介します。
葬儀場が近くにある不動産売却は価格に影響がある?
立地の良い場所、環境であれば、それだけでカバーできるのであまり価格への影響はありません。
今回のケースですと、価格に影響がでる理由は、買主側の心理的問題にあります。
葬儀場や火葬場は「嫌悪施設」と呼ばれており、不動産自体に全く問題はなくても買手が見つかりにくい傾向にあります。
また葬儀場に隣接していると、火葬がおこなわれたときに悪臭や煙を感じ、心理的瑕疵を負う人もいるでしょう。
このように、買主の気持ち的な部分で売却価格に影響がでることもあります。
<嫌悪施設の例>
■ゴミ処理場 ■火葬場 ■ガスタンク ■下水処理場 ■墓地 ■火薬類貯蔵庫
■高圧線 ■鉄塔 ■ガソリンスタンド ■原子力関連施設 ■工場 ■風俗店
■パチンコ店 ■ゲームセンター ■消費者金融 ■刑務所 ■その他
上記の他にも様々ございます。
葬儀場の近くにある不動産売却をおこなうデメリット
売主が「葬儀場などが近くにある」ということを買主に対して包み隠さず伝える必要があり、告知義務を果たさなければなりません。
もし事実を隠した場合、契約不適合責任を負うなどトラブルが発生する可能性があるので、デメリットとなるでしょう。
また、火葬場の近くは都市計画などの建築規制により宅地として使えないことがあります。
宅地として使えるかどうかを、売却前にしっかり確認をしてください。
嫌悪感を抱く施設というだけで、買主が見つからないこともあるので根気よく売却活動をおこなう必要があります。
売れにくくなる可能性があることを念頭において売却を検討しましょう。
葬儀場の近くにある不動産売却を成功させるコツ
失敗しないためのコツは、最初に一般的な価格で売り出してみることです。
近くにあることをまったく気にしない人もいるので、様子見で一般的な価格で売り出してみましょう。
もし売却ができない場合には、価格を下げることも検討してください。
それでも難しい場合には、宅地以外の目的で利用できるような売り方をするのもおすすめです。
たとえば葬儀場が近くにあるならば、葬儀会社の駐車場として土地を購入してもらえないかと提案してみるのも良いでしょう。
活用方法に困ったときは、信頼できる不動産会社に相談をするのが大きなコツです。
まとめ
葬儀場の近くにある不動産を売却するときは、立地が良ければ価格にさほど影響はありません。
ただし、心理的瑕疵と判断され告知義務が発生し、隠した場合には責任を負うなどデメリットもあります。
スムーズに売却するコツをおさえて、取引を成功させましょう。
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